★パッシブデザインとは?★
皆さまこんにちは!
先日地元に帰省していましたら、
田舎では昼と夜の寒暖差が大きいため、すでに紅葉がきれいに色づいていました♪♪♪
紅葉の季節になると冬の到来も近いと感じますよね。。。
そこで、紅葉から発想を得て、自然の力を取り入れる住宅の建築手法をご紹介したいと思います(*^-^*)
皆さまは「パッシブデザイン」という言葉を聞かれたことはありますでしょうか?
「パッシブデザイン」とは、特別な機械装置を使わず、太陽の光や風といった自然の力を家の快適さに活用する建築手法のことです。
日本には四季があり、夏と冬では太陽の高さ(太陽高度)も違います。
そのため、夏の激しい日差しを遮り、冬の温かい光を家の中に取り込む設計が重要となります。
その代表的な物が「軒」や「庇」です。雨を遮るだけでなく、軒や庇にはこのような役割もあるんですね。
また、窓を対角線上に配置することにより、空気を流れやすくすることができます。
自然の風を活用するため、地域特性や住宅の方位を考慮した設計が重要となります。
最後に・・・建物だけでなく、庭木が果たす役割も大きいことをご存知でしょうか!?
一年中葉っぱを付けている常緑樹ではなく、秋に紅葉し冬には葉っぱが落ちて幹だけになる落葉樹を使うことが大切です。
夏には生い茂った葉っぱが太陽光を遮り、冬には落葉することで太陽光を室内に取り込むことができます。
落葉樹は視覚により四季の移ろいを感じることもできますよね。
また、私たちは身近すぎてなかなか気づきませんが、
紅葉が大規模に観られる地域は地球上でも限られており、日本の紅葉は世界一美しいと言われているそうです。
建物の性能としてのパッシブも重要ですが、こういった自然を感じる瞬間も大切ではないかと思う休日でした★