★くじらのせなか★
皆さんこんにちは。
先日、所用で横浜に行ってきました。
学生時代に行って以来でしたので、まぁまぁ久しぶりの訪れとなりました。
日中は、用事で身動きが取れなかったのですが、夜少し時間がありましたので、以前からどうしても見たかった施設を歩いて見に行ってきました。
その施設は・・・横浜港大さん橋国際客船ターミナルです。
ご存知の方いるかもしれませんが、国際設計コンペで外国人設計者のアレハンドロ・ザエラ・ポロとファッシド・ムサヴィの案が選ばれて2002年に完成した施設です。
この施設は階段が無く、床の起伏(スロープ)で各階を繋げていますので、その全景は滑らかな曲線を描き、かつ低層であるため一見建物には見えにくいデザインをしています。そのフォルムから、愛称は『くじらのせなか』と付けられたようです。
コスト、機能性、デザイン、安全性などの様々な条件を、それぞれバランスを取りつつ美しい「かたち」にまとめていく設計って本当にすごいと思いました。
この型に囚われない発想のコンペ案を書籍で見た時、機会あればぜひ見に行きたいと思いながら気付けば20年、ようやく見ることが出来ました(笑)
ということで今回の一言は、『形式は常に機能に従う。』です。
夜景しかなく全景がわかりづらいですが、ご興味あればネットで検索してみてください。
歩くには少し距離がありましたが、海風に当たりながら歩く夜の横浜港はとても気持ちよく、日頃の慌しさから少しだけ離れられ、のんびりと散策させていただきました(^^)
赤レンガ倉庫
重厚な歩道橋