★足元の断熱★

今年は暖冬で例年と比べると寒さもマシですが・・・それでも寒い！！です。賃貸暮らしの我が家はスリッパを履かずに歩くと足元がひやぁぁぁとします。

よくお客様から床暖房がないと寒いですか？？と質問されますが、断熱性能を高めればエアコンだけで暖かいですよ(^^♪

そこで、本日はお家の足元の断熱についてご紹介したいと思います。
お家の足元の断熱方法は大きく分けて「床断熱」と『基礎断熱』があります。

「床断熱」とは、最もポピュラーな方法で、1階の床組に断熱材を入れる方法です。この場合、床下は室外と考え、風通しを良くするために床下には外気が流れています。

『基礎断熱』とは、基礎の外周部を断熱材で覆い、床下を室内と同じ環境にする方法です。床下が室内と同じ環境になるため足元がひやっとしにくく、気密を取りやすいというメリットがあります。

しかし、基礎断熱には注意しなければいけない点もあります。基礎コンクリートは新築して間もないうちは湿気が放散しやすいため、床下の湿度が高まりカビが発生しないようにしなければいけません。また、基礎の外側に断熱材を施工する場合はシロアリの被害を受けやすくなりますので、基礎の内側に断熱材を施工する方法が好ましいと考えられます。住宅会社さんにどのような方法をされているか？しっかりと確認するようにしてくださいね！

そして、当たり前なのですが足元の断熱だけを良くしてもいけません。家全体の断熱性能を高めることが大切となります。そうすることで、床暖房がなくても足元が冷えることなく、お家全体を快適な空間にすることができます。そして、光熱費を抑えることができるため、結果としてお得な買い物となるのです！

是非、マイホームを検討されている方は、足元の断熱にも注目してみください！！