★歴史に触れてきました★
皆さんこんにちは。
朝晩寒くなり、紅葉も日に日に進んでますね。
先日、比叡山延暦寺に行ってきました。
皆さんご存知だと思いますが、比叡山延暦寺は最澄によって開かれた天台宗総本山で、日本仏教の母山とも仰がれています。
さて、延暦寺を訪れた目的は...特になく、たまには一人で静かなところで物思いにふけようかなーって思ったんです。
そう、私の中での延暦寺は、ピーンと張りつめた空気が漂って、厳かで静かな聖地といった印象だったのです・・・。
が、紅葉も始まって、秋晴れの快晴だったこともあり、観光客が多数お参りに来られ賑わっていました。
お寺に入ると、本堂である「国宝根本中堂」が改修中で、お参りと併せて改修工事の見学も出来ました。
改修工事は、平成28年から約10年をかけて改修しているとのことです。
10年間の改修工事って・・・さすが国宝です(^^;
788年の創建から1200年以上の歴史がある本堂の改修工事。
見学できる部分は限られていますが、見える範囲でも当時の建築技術のすごさと繊細さに感心してしまいました。
この写真は廻廊屋根の葺き替え工事で、「とち葺き板」の葺き替えをしているところです。
曲線が美しいですね。
余談ですが、本堂を覆い隠してしまう仮設が仮設とは言えないほど立派な建築物となっていました(笑)
お参りをしながら、改修工事現場を見て「ほー」と感心し、またお参りする。
そんなこんなしながら境内を散策しました。
延暦寺は比叡山全域が境内という大規模な寺院なだけあり、自然も多くまた空気もおいしい。
広い境内には様々な建物が建っており、至るところで歴史を感じました。
ちなみに私が一番気に入った建物がこちら↓
外観はシンプルで蔵のような建物なのですが、壁と屋根の取り合い部分が開いた少し変わった意匠。
それにより、屋根が軽くすっきりとした印象となっていました。
自然の中に佇む静かな感じも気に入ったポイントです(^^)
京都、奈良をはじめ、歴史的建造物は日本各地に多くありますが、今回改めて木造建築の耐久性(寿命の長さ)を感じました。
我々が手掛けている住宅も主は木造ですが、きちっとメンテナンス(手入れ)をすれば長持ちします。
現在「家価値60年サポート」という長期のアフターサポートも取り組みながら、末永く暮らしていただける家づくりを目指しています。
詳しくは当社までお問い合わせください。
ということで、コマーシャルっぽくなってしまいましたが・・・
自然と国宝、そして仏教に触れながら少し落ち着いた時間を過ごしてきました。
また時間があればぜひ行ってきたいと思います。