★耐震性能を表す『耐震等級』★
先日、特定の建築で構造計算が義務付けされていない「4号特例」のご紹介をさせていただきました。日本の住宅の耐震性について実情をお話しさせていただいた上で、
いつ巨大地震が発生するかもわからない時代に、やはり"耐震性"は重要なお家の性能となります。そこで、耐震性能を表す指標として、『耐震等級』に注目してください!耐震等級とは文字通り、地震の揺れに耐えられる強さ/建物の強度を表す指標の1つで、1~3のランクがあります。
耐震等級1とは、建築基準法で定められている最低限の強さで、震度7程度の揺れで"倒壊"しない強さとされています。これが最高等級3になると、等級1で想定される1.5倍の揺れにも耐えられる強度となります。
建築基準法ギリギリの強さでも"震度7程度の揺れで倒壊しない強さ"があるなら十分じゃないの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、重要なのは、何度も大きな揺れに見舞われることは想定されていないということです。
特に、2016年に発生した熊本地震では、震度6もの揺れが2度も発生し、1度目の揺れでは倒壊せず、2度目の大きな揺れで倒壊してしまったお家もあったのです。
そういったことから地震大国である日本では、きちんと『構造計算』をした上で、耐震性能は最高等級3を取得することが不可欠となります!
あと、耐震等級3のお家は等級1と比較すると、「地震保険」も約半額となるためお財布にも優しくなりますよ(*'∀')お家も強くなって地震保険も安くなるなんて!ちょっと嬉しいですね♪
お家づくりを検討される中で、モノサシの一つとしてください♪♪♪