★手描きにて★

★手描きにて★

みなさんこんにちは。
明日からいよいよ消費税増税ですね。
と、前置きをしながら今回は消費税とは全く関係ないお話を・・・。
少し前になりますが、久々に図面を描きました。
(図面といっても正式な図面ではなく、お客様への初回提案用のボリューム図面ですが。)
zumen4.jpg
zumen3.jpg

久しぶりということもあり、悪戦苦闘しながらだったのですが、それなりに楽しく描きました(^^
 
と、図面を描きながら・・・、思えば最近は手描き図面というものを本当に見かけなくなりました。
建築士の実地試験も手描きからCADへという提案もなされているらしいという話も聞きましたし。
まぁ確かにCAD図面はきれいで見やすく、そして正確で、なおかつデータでのやりとりも出来て、
実務においては重宝されますので、そういったことからもCADでの作図試験導入により、
CADの技術を高めるほうがいいのかなぁという気もします。

CADやCGによるプレゼンテーションは、色々な表現が出来る上に、
リアリティもありとにかく綺麗ですしね。

しかし、手描きには手描きの良さがあります。
何といいますか、温かみがあるというか、味わいがあるというか・・・
表現力的にはCADには及びませんが、以前は私も出来るだけ初回提案については手描き図面で
プレゼンテーションを行っていました。

手描きのほうが、お客様がとっつきやすいような気がすることと、
上手でなくても何か一生懸命描いたという「頑張った感」も伝わるような気もしますしね(笑)

CAD、手描き、どちらが良い悪いではなく、状況に応じて使い分けられるよう、
たまには手を動かすようにしておこうと思いました。

宮脇檀先生関連の『目を養い手を練れ』という書籍があるのですが、
住宅設計に関すること、図面やスケッチなども多く掲載されているので、
読んでいて非常に勉強になり、私のおすすめ書籍のひとつです。
興味がありましたら是非読んでみてください♪